認知症とは

認知症とは、正常に働いていた脳の知的な働きが、後天的(生まれてからのちに身にそ起きる事な)様々な病気で、持続的に低下した状態のことを言います。認知症の原因が、病気による脳血管性障害や脳の萎縮の場合、過去の出来事などの記憶を全て失います。そして、忘れている事もわからなくなるのです。認知症は、場所、時間、計算、常識などの認識が取れなくなる事を言い、社会生活が困難になったり、日常生活が困難になったりします。又、認知症が進行する(重度になる)と、寝たきりはもちろん、人格崩壊につながります。20歳代を脳のピークとして、脳細胞は1日に数十万個くらい死滅する言われ、年を重ねるごとに、名前が出てこない、何をしようとしてたのか?!など様々な物忘れが始まります。しかしこれは、脳の老化で自然な現象です。生活上でなんの支障がなければ認知症とは言わないのです。

認知症の原因と症状

認知症の原因は2つに分けられています。

  • アルツハイマー型認知症 :原因は、 脳の神経細胞が死んでいき、脳全体が萎縮し、脳の働きが低下する
  • 脳血管性認知症 : 原因は、脳の血管の詰まりや破壊で脳の一部の組織が破壊される
知的能力

物忘れがひどくなり、見当識障害(日時、場所、人の判別が不可)や思考障害、認知障害などの症状がある。(対処方法:根本的な治療や確実な治療が現在ない。)

行動

暴力、異食、過食、不眠、排泄物で遊ぶ、徘徊(はいかい:歩き回る)などの症状がある。(対処方法:薬物療法がある程度期待できる。)

日常生活

食事、入浴、排泄、衣類の着脱などの日常生活の基本的な行動が出来なくなる。

夜間せん妄、幻覚、妄想、不眠、うつなどの症状がある。

身体

歩行障害、膀胱直腸障害(失禁など)、嚥下障害(飲み込み障害)などの症状がある。

認知症と脳の老化の違い
老化による物忘れ(原因は加齢による生理的変化)
  • 症状:日時や名前などが直ぐに思い出せない
  • 存在:居場所や時間を認識できる
  • 幻覚:幻覚や妄想はない
  • 人格:なんの変化もない
  • 日常生活:日常生活を支障なくできる
認知症による物忘れ(原因は病気などによる脳の障害)
  • 症状:過去の事を全てを忘れている、最近の出来事が記憶にない
  • 存在:時間や自分のいる場所が分らなくなる
  • 幻覚:幻覚や妄想などが起こる場合もある
  • 人格:人格崩壊の場合もある
  • 日常生活:日常生活を営む事が困難